ある日曜日のおはなし

ある秋の日曜日。
いつものように生放送を終え、使用した資料などを整理していたら、外からスタジオをじーっと覗き込む男性の姿が………ん?うそ!?懐かしいお顔…!!
大学時代、大変お世話になった恩師でした。こりゃビックリ!
6年ほど前に退職なさったことは存じておりましたが、まさか土手町でお会いするとは思いもしませんでした。

学生時代、報道関係の仕事がしたいと思っていたこともあり、政治について学ぶゼミナールに所属していました。
ニュースや新聞では、よく『世論』なんて言葉が使われますが、その『世論』ってどうやって形作られているのか。『マスメディアと世論形成との関わり』なんてテーマで研究をしていました。

しかし。誘惑が多い大学生活。「勤勉」と言える学生ではなく…
ゼミから足が遠のいてしまったとき、単位を落としそうになったとき、卒業論文に行き詰まったとき、そして自身と家庭の事情で学生生活を続けられるか難しくなったとき。教授は幾度となく声を掛け、励まし続けてくださいました。

その教授とばったり再会。
買い物をするため土手町通りを歩いていたら、なにやらスピーカーから懐かしい声が聞こえる…あれ、この声、近藤さんじゃないか!?
ということで、放送スタジオの前までお越しくださったとのこと。
私が先生にご指導いただいていたのが10年ほど前。10年も経つのに、未だに私のことを覚えてくださっているとは!!と感動いたしました。
(問題児ほど忘れられない、ってやつですかね?)
新型コロナのこともあり、長時間じっくりとお話をすることは叶いませんでしたが…。
とっても嬉しい、ある秋の日曜日のお話でした。


           
近藤 志織
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カテゴリ:パーソナリティブログ